「日本のスマホ代は高すぎる!」でお馴染みの「Rakuten UN-LIMIT V」ですが、2021年4月1日(木)午前0時より「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」へとアップグレードします。
- 新プランRakuten UN-LIMIT Ⅵの通話料や対応機種は?
- 1Gまでなら0円って本当?デメリットはないの?
- 楽天はなんで無料なの?大丈夫?
という疑問をもった人も多いでしょう。
今回は楽天モバイルの新プランUN LIMIT Ⅵについて深掘りし、デメリットなしでスマホをもてる点や、新プランの狙いについて解説します。
この新プランへアップグレードされることで、楽天モバイルのデメリットはなくなります。
契約して損するユーザーはいなくなるので、ぜひ契約しましょう!
新プランUN LIMIT Ⅵの概要|料金は使用GBに応じて段階的に!
【プラン料金】
月額データ利用料 | 料金 |
0G~1G | 0円 |
1G~3G | 980円 |
3G~20G | 1980円 |
20G~ | 2980円 |
【その他概要】
高速データ容量 | 楽天回線エリア:無制限、パートナー回線エリア:5G ※パートナー回線エリアは楽天エリア圏外でauの電波をキャッチする パートナー回線での5G以上は1Gにつき500円でチャージ可 |
国内通話 | かけ放題(Rakuten Linkアプリの使用時) |
ネットワーク | 4G、5G |
申込方法 | Web、店舗 |
新プランUN LIMIT Ⅵは本当にデメリットがない|いつでも解約可
【新プランUN LIMIT Ⅵにデメリットがない理由】
月額料金 | データ容量1Gまでは0円 |
契約料 | 0円 |
解約料 | 0円 |
通話料 | 0円(無料通話かけ放題:Rakuten Linkアプリ利用時) |
つまり月の使用データ量が1 GB 未満でありRakuten Linkアプリを使って電話をするのであれば、契約から利用、そして解約まで本当に0円でスマホをもてます。
これにより、ユーザーにとってはUN LIMIT Ⅵによる金銭的なデメリットは完全に0です。
たとえ1Gを超過したとしても、すべてのレンジでau、docomo、softbank大手3社が発表している20Gで2480円~2980円の新プランよりは低価格(お得)です。
新プランUN LIMIT Ⅵのキャンペーン!|5000ポイントをただでもらえる
価格面でデメリットがないだけでなく、楽天モバイルはキャンペーンも充実しています。
これにより、ユーザー目線では今の楽天モバイルはメリットしかない状態を実現できています。
以下が主なキャンペーンと詳細です。
主なキャンペーン | 詳細 |
楽天ポイント5000円分 | SIMカードの契約だけで誰でも受け取れます。 |
端末購入のポイント還元最大20000円分 | 契約時に端末をセットで購入すると、上記の5000ポイントとは別に最大20000円分までのポイント還元が受けられる 【20000円分の還元が受けられる端末】 Rakuten Hand(20000円)が実質1円 OPPO Reno3 A →実質14800円 OPPO A73 →実質5800円 AQUOS sense3 Plus →実質12980円 Galaxy S10 →実質46980円 Galaxy Note 10+ →実質51980円 |
1年間月額料金が無料 | 自動でUN-LIMIT ⅥへとアップグレードされるUN-LIMIT Vを契約すると、先着300万人(2021年2月時点では継続中)は12カ月間の月額料金が無料になる。 2980円×12ヵ月=35760円もの還元 |
SPU+1倍 | 楽天モバイルを契約しているだけで、楽天市場で買い物をした際に常にポイントが1%上乗せられる。 |
新プランUN LIMIT Ⅵの弱み|通信品質、対応機種、通話
ここまでで、UN LIMIT Ⅵの契約にはデメリットがない点を解説しましたが、そんな楽天にも他3キャリアと比較して弱い部分はあります。
- 通信品質 / エリアの問題
- 対応機種の問題
- 通話の問題
契約の際は楽天のこれらの欠点はしっかりと理解しておきましょう。
通信品質 / エリアの問題
一番の問題は通信品質が他3キャリア比べると下がります。
場所によっては他3キャリアのように電波をキャッチできません。
楽天はMNOとしての歴史は2020年からと浅く、現在もエリア拡大のために基地局を建設中です。
対応機種の問題
現在公式で動作保証があるのはAndroid端末のみです。
iPhoneの保証はされませんがXR・XS以降の端末であれば動作します。
iPhone7や8・Xの人たちは残念ながら新プランに端末が対応していません。
通話の問題
Rakuten Linkアプリの通話品質はネットワーク環境によって左右されるので、通常の電話回線の音声品質より落ちてしまいます。
通常の電話を使うこともできますが、その場合は30秒20円の料金がかかるので注意が必要です。
電話用には5分かけ放題がある他社プランを検討するのもアリかもしれません。
なぜ新プランUN LIMIT Ⅵは0円なのか|3大キャリアの値下げが影響
楽天モバイルは2020年4月に第4のキャリアとして、Rakuten UN-LIMIT V(月額2980円)を1年間月額料金無料でスタート。
当時のau、docomo、softbankの大手3社を大きく価格で差別化することで通信品質の問題をカバーし、ユーザー獲得のためにさまざまなキャンペーン施策を打ちました。
しかし2020年末から新年にかけてau、docomo、softbank大手3社が20Gで2480円~2980円の新プランを発表。
通信品質ではこれら3社すべてに負けている楽天は価格面で差をつけるしかありません。
今後のエリア拡大、通信品質の向上を見据えて「今は0円でもRaketenを保有しておいて、少しでも多くのユーザーに残って欲しい!」という狙いがUN LIMIT Ⅵにはあります。
そのため、当面の間はユーザーにとってはUN LIMIT Ⅵのデメリットはないようにプランが組まれているのです。
まとめ
今回は楽天モバイルの新プランUN LIMIT Ⅵについて解説しました。
料金面ではデメリットがなく、むしろポイント還元等のメリットしかないので、「とりあえず契約しておく」というスタンスでも契約しておいた方がよいです。
ただしメインスマホにするかどうかは楽天モバイルの弱みの部分
- 通信品質 / エリアの問題
- 対応機種の問題
- 通話の問題
を考慮した上で判断しましょう。
新プランUN LIMIT Ⅵのスタートは2021年4月1日からです。
今のうちは1年間いっさいの料金がかからず使えるので、契約しておきましょう。
「端末がない」「お金をかけたくない」「使い道がわからない」人はRakuten miniが契約時に1円で購入できるので、それを購入しテザリング用(実質ポケットWi-Fi)として使ったら意外と便利ですよ。