子育ての一番大変な時期を乗り越えるための心構え

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 子育てとは、悩みがつきものです。ひとりひとりの性格もありますし、子どもの年齢によっても、新しい悩みや心配ごとが生まれます。しかし、子育ての基本は、お母さんやお父さんの心や身体が元気であることです!現在、子育てが一番大変な時期ではないかと感じている親御さん達に向けて、大変な子育ての時期を元気に乗り越えるための心構えについてご紹介していきます。

子育てにおいて一番大変な時期は0歳から3歳

 一般的に子育てで一番大変な時期は0歳から3歳だと言われています。その理由としてあげられるのは以下の通りです。

  • 言葉を使ってのコミュニケーションをとることができない
  • 何でも好奇心旺盛で、目を離すことができない
  • 食事から着替えなど、生活全てに大人の手が必要である

言葉を使ってのコミュニケーションをとることができない

 小さい子どもは、自分の気持ちをうまく言葉に表現することができず、泣いたり、笑ったり、怒ったりのアクションによって、気持ちを理解してもらおうとします。大人は、そのアクションをうまく受け取ることができれば良いのですが、難しいこともありますよね。私たちが言いたいことも言葉では伝わらず、また、子どもの表情や動きだけで気持ちを理解することは、慣れるまでかなり苦労します。

何でも好奇心旺盛で、目を離すことができない

 また、子どもはハイハイや1人で歩くなど、動けるようになると、何でも拾いとりあえず口に入れて確認するようになります。好奇心が芽生えるのは嬉しいことですが、その分親御さん達はハラハラしながら見守る必要があります。

食事から着替えなど、生活全てに大人の手が必要である

 まだ小さい子どもは、自分ひとりで身の回りのことができません。そのため、食事のお手伝いや着替え、排泄など生活全てに大人の手伝いが必要となります。なので、この時期は特に子育てに対する大変さを感じる親御さん達も多いです。

 0歳から3歳までが、子育てにおいて一番大変な時期であることをお伝えしました。しかし、子どもにも性格があります。一般的に一番大変であると言われているこの時期よりも、他の年齢の時の方が大変だと感じるお父さんやお母さん達もいます。子育てに対して、一番大変だと感じる年齢は違っていても、皆さん抱える悩みは同じです。

なぜ子育てが大変だと感じるのか

 子どもは、とても可愛いです。しかし、なぜ子育てが大変だと感じてしまうのでしょうか。

  • いのちを守るという責任感
  • はじめてがたくさん
  • 子どもに合わせた生活リズム
  • 孤独やストレスを感じやすい

 次に、説明していきます。

いのちを守るという責任感

 生まれた時から、親である私たちは、この子を守らないといけないという強い責任感に駆られます。怪我や病気に対して神経質になり、子どものことが気になってしまうため、常に気が張っている状態となります。よって、その緊張感により心も身体も疲れやすい状態となっています。

はじめてがたくさん

 子育てが初めてという方もですが、2人目、3人目となっても、たくさんのはじめてに出会います。新しく学んでいかなければいけないことも多くあります。予想外のことが起こると、どうすればよいのかあたふたしてしまいます。

子どもに合わせた生活リズム

 これまで子どもがいなかった方が初めて子育てをする時、その生活リズムは今までと変わります。3時間おきの授乳や夜泣きで夜が眠れなくなり、自分の時間はなくなります。また、全てが子ども中心の生活リズムとなるので、寝不足をはじめ身体も疲れやすくなります。

孤独やストレスを感じやすい

 近くに頼れる人や友人がいない環境や、パートナーがあまり協力的ではない場合、育児をしているお母さん達は孤独を感じやすくなります。また、今までのように自由な時間がなくなった為、リフレッシュすることができず、ストレスを感じやすくなります。

子育ての一番大変な時期を乗り越えるための心構え3つ

 子育ての一番大変な時期は、誰にでも訪れます。その時期を、上手に乗り越えるための心構えについてご紹介していきます。

  • 頑張りすぎない
  • 子どもの気持ちになってみる
  • 少しでもしんどさを感じたら、すぐに助けを求める

頑張りすぎない

 特に、真面目や正義感の強い親御さんは頑張りすぎてしまう傾向にあります。頑張りすぎてしまうあまり、自分自身を苦しめてしまうこともあります。なので、育児において適度に肩の力を抜くことは非常に大切です。例えば、たまにはベビーフードや既製品を取り入れ、食事を準備する手間を省いても大丈夫です。それよりも、しんどくなってしまっているお母さん達の方が心配です。最初にもお話した通り、育児の基本はお母さんとお父さんの心と身体の健康です。子育ては、適度に力を抜いて、一番に子どもとしっかり愛情を持ってふれあうことを心がけてくださいね。

子どもの気持ちになってみる

 子どもがずっと泣いている場合、ついイライラしてしまことは誰にでもあります。ですが、子どもは何かを伝えようとして泣いていることを忘れないでください。一緒の気持ちになって、その原因について考えてあげてください。目線を子どもに合わせることによって、子どもに対する気持ちや姿勢が変化します。もちろん、子どもが嬉しいことは一緒に全身で喜びを表現すると、こちらも楽しくなります!

少しでもしんどさを感じたら、すぐに助けを求める

 子育てをしていると、しんどいと感じてしまうことがあります。それは、決して悪いことではありません。しんどいと感じることは、お母さんやお父さんからの心のサインです。そのサインを見逃さないようにしましょう。周りに頼れる人がいたら、どんどん頼ってください。また、市の相談窓口や行政のサービスを利用することもおすすめです。何事も、ひとりで抱え込まないことが大切です。

まとめ

 子育てとは、大変なこともたくさんありますが、それよりも楽しいことや幸せを感じることがたくさんできます。今が一番大変だと感じている方もいると思いますが、時間が経てば良い思い出ともなります。子どもと過ごす1日1日を大切に過ごしながら、子育てを楽しんでくださいね。