アルバイトを探していると、沢山の種類があっていろいろと迷いますよね。たくさんの飲食店があります。今回は、今まで経験してきた中で一番辛かったバイキング型飲食チェーン店のお仕事について解説していきます。
どんな仕事なの?
バイキング形式の為、お客様が並んだ料理を取りに来ます。その料理を作り、提供を行います。他の飲食店との違いはオーダー毎に少しずつ作るというよりは、一気に沢山の量を作り提供を行います。
どんな人が向いている?
- 体力に自信がある人
- 料理を覚えたい人
- とにかく稼ぎたい人
- 自己成長をしたい人
仕事の種類
- 仕込み・準備
- 調理
- 1時間毎のチェック
- 食器洗浄・片付け
1.仕込み・準備
仕込みや、準備は営業前の仕事となります。サンドウィッチ用のパンをカットしたり、野菜のカット、タレやソース、スープ・カレーなどを作ります。店舗にもよりますが基本1人で準備を行います。営業開始までに提供できるようにするのが仕込み・準備の仕事になります。
2.調理
仕込み・準備で提供した料理もバイキング形式なのでどんどんなくなっていきます。常にどの料理がどの位残っているの確認しながら、提供までにかかる時間を考え随時調理を行っていきます。パスタなどの人気メニューはすぐに無くなるため、同時に2~3種のパスタを作ります。この時も麺の茹で上がり時間を意識しながら調理していきます。またこの間もカレーやポテト、スープなど様々なものが無くなっていくため、常に同時調理が必要となります。それぞれのタイマーがどれくらいなのかそれぞれの工程で意識していく必要があります。
3.1時間毎のチェック
- 全てのスポンジを取り換える。
- 冷蔵庫や機器のアルコール消毒
- ゆで麺機の温度、塩分濃度調整
- 冷蔵庫の温度チェック
4.食器洗浄・片付け
バイキング形式の為、お客様がお皿を返却に来られます。常に沢山のお皿が一気に返却口に返却されます。常に返却口に空きを作る必要があります。洗浄機をフル稼働にしてやっと間に合うような状況です。洗浄機の洗浄が終わるまでの間に下洗いを行いラックに詰める、洗浄が終わったお皿を所定地に戻す動作を一人で一日中行う必要があります。
まとめ
バイキング形式の厨房は、他の飲食店と違い常に同時に沢山の料理を行う必要があり、素早い状況判断と次に何をしなければならないかという事を考え行動し続けなければなりません。なので、飲食店などでアルバイト経験の無い方にはおススメしません。料理をし続ける為、料理をスキルは上達します。休日はずっと忙しいので気がつくと終了時間になります。また給料が比較的高いのでお金を稼ぎたい方にお勧めです。
私自身、現在社会人ですがここでの大変な経験に比べれば今の仕事やプライベートの辛いことは対して辛くないように感じます。辛い経験というのは未来の自分の自信にも繋がるのかなと思います。もし機会があれば、バイキング形式のアルバイトもいかがでしょうか?