どこか出かけようとしたり、試合やテストなど受ける時にお腹が痛くなるときはありませんか?
普段家で過ごす分には特に問題ないが、どこか出かけようとするとお腹が痛くなってトイレから出られなくなったり移動中でさえもトイレに行けないと考えるだけでお腹がいたくなってしまう・・・
それは、過敏性腸症候群かもしれません。
私自身、今思うと重度の過敏性腸症候群でした。日常生活を送るもの困難で、旅行などはいけませんでした。学校でもトイレにすぐにいかないと落ち着きませんでした。
今回は、過敏性腸症候群になるとどうなるのか?ご紹介いたします。
過敏性腸症候群になるとどうなるの?
- 家を出ようとするとお腹が痛くなる
- テストなど緊張する状況になるとお腹が痛くなる
- トイレに行けないと考えてしまうとお腹が痛くなる
- 電車やバスなどトイレに行けない状況になるとお腹が痛くなる
トイレが行けない状況になるだけで、お腹が痛くなってしまうので常に出かける際はどこにトイレがあるか把握していないと不安になりまたトイレに行きたくなってしまいます。
過敏性腸症候群が重度の人の場合、人と出かけるのはとても困難になります。
周りには理解されにくい為、からかわれる可能性が高いです。そういったストレスで余計にお腹が痛くなってしまいます。
お腹が痛いと言って、トイレに行ったとしても毎回排せつ物が出るわけではありません。症状では下痢気味になる場合もあります。
トイレに行くことでお腹の痛みが無くなりますが、トイレから出ると痛くなってしまいます。
過敏性腸症候群の原因
原因として言われているのが、不安などによるストレスから小腸や大腸が刺激され活発に動いたり、痙攣をおこし痛みを発生させていると言われておりますが、実際の原因は未だ不明だという事です。
経験上、不安症や絶対トイレに行けないだと心が繊細な人が自分自身にストレスを与えて症状が出てしまっているのだと思います。
過敏性腸症候群の改善方法
私自身、18歳になるまで旅行に行けないほど重度の過敏性腸症候群でした。そんな私が改善に関わってきたなと感じた経験、をご紹介いたします。
- トイレに行くことは恥ずかしい事ではないと思うようになった。
- 発表やテストの時に失敗しても大丈夫だと思うようになった。
- 一人で出かけ、少しずつ色んな場所や距離を伸ばしていった。
私自身、一番改善に関わったのはトイレに行くことを恥ずかしいと思わなくなったことです。高校生までは個室トイレに入ることが恥ずかしいと思ってしまい余計にストレスを自分に与えてしまっていたのだと思いました。
大学生になると個室トイレに入ろうが誰も気にしません。最初は意識を変えることはすぐにできませんが、過ごしていく内に自然にお腹が痛くなることが減りました。
発表やテストなども自分を追い込んでストレスを与える環境でした。私自身どんなことでも失敗したら死ぬ位の風に考えて受けていたと思います。失敗したところで死にはしないし個性だと思うようになってからはお腹が痛くなることも減りました。
友達と出かけると気にしてしまいトイレに行きたくなってしまうので、一人で色んなところや距離を伸ばして慣らしていきました。過敏性腸症候群の時は、なかなか外に出ることが出来なかったので初めて行くところは不安になってしまったり、距離の不安がありました。なので少しずつ体を慣らしていく事で時間がかかりましたが友達とも出かけれるようになりました。
まとめ
私と同じように、過敏性腸症候群に悩んでいる人もいると思います。
今の環境や自分の意識の持ち方で、自分を追い詰めてストレスを与えて症状を悪化させていると思います。
少しずつストレスを減らすことで人と出かけることが出来るようになるので、無理せず慣らしていきましょう。