親元から離れ、初めて一人暮らしを始めるという人も多く見えます。一人暮らしにを始めるという事に期待や不安など沢山の気持ちでいっぱいになると思います。
住むまでに沢山の不安を賃貸選びによって解消することができますが、いざ住んでみたら暖かくなってくると一人暮らしから一変、予期せぬ訪問者との遭遇によってあなたの生活から平穏が奪われてしまいます。
今までは、親や誰かに助けを求める事ができましたが、一人暮らしをするということは問題を自分で解決をしてなければならない。また、虫と一緒に暮らすということでもある。
しかし、やはり虫には出会いたくないですよね?今回は、そんな臆病な皆様の為に出会ってしまう訪問者たちとその対策をご紹介いたします。
コクゾウムシ
- 発生場所:主にお米で繁殖
- 特徴:2~3mm程度の黒色の虫
- 発生時期:3~11月の春から夏の暖かい時期
- 対策:米を大量に保管しない、冷蔵庫に入れる、虫が入らない密閉した容器に入れる、唐辛子をいれる
コクゾウムシは暖かくなってくると米びつやお米の保管しているところに繁殖する黒い虫です。原因としては、米の臭いにつられて外から入ってくる場合と、元々卵が米に付着しており米の保管場所で繁殖する2パターンとなります。
この虫は、米を食べながら繁殖するのであなたの大切なお米がどんどん食べられながら気がつけば成虫と幼虫の楽園になっているという目の当てられない状況になります。米を洗う際に浮いてくるので、繁殖初期に誤って食べてしまう事は少ないと思います。
対策は冷蔵庫に保管するのが一番安心ですが、冷蔵庫に容量が無い場合は密閉度の高い容器に米と唐辛子を数本入れることで繁殖を防ぐことができます。安いからといってお米の買い置きは出来るだけやめ必要最低限の量にしておきしょう。
コバエ
- 発生場所:キッチン、ごみ箱
- 特徴:2~3mm程度の小さなハエ
- 発生時期:暖かい時期
- 対策:清潔にする、ごみ残さない、めんつゆトラップ
コバエは一人暮らしでほとんどの人が出会ってしまう虫である。暖かくなるとどこからともなく一匹二匹出てきたと思えば気がつけば大量になってあなたの部屋をコバエが占拠していきます。
外から食べ物の臭いや排水の臭いにつられ入ってきたり、野菜などにくっついてきたりします。その少ないコバエがあなたが怠惰で残したごみや三角コーナーの捨てられ残されたものに卵を植えつけどんどん繁殖してきます。
繁殖させないためには、ごみを出来るだけ置かない、シンク周りや排水を清潔にしておく!これだけで発生確率を低くしていくことができます。
もう発生しておりこの記事に辿り着いた人はそんなこと分かっているんだよ!と思われると思います。発生後の対策は、発生原因のごみなどを処分し、残ったハエたちには有名ですがめんつゆトラップを使います。
紙コップにめんつゆを入れ、液体洗剤を数滴垂らすことで臭いにつられたコバエたちが紙コップに入り界面活性剤の効果で出ることができなくなるという効果抜群のトラップです。私自身何度もお世話になりました。
蚊
- 発生場所:屋外
- 特徴:人の血を吸い、吸われるとかゆくなる
- 発生時期:暖かい時期
- 対策:家に入った場合、害虫駆除剤を利用
暖かくなると絶対現れる、睡眠を妨害してきたり外に遊びに行くと勝手に人の血を吸い、痒みだけを残していく人類の敵である。
説明をしなくても知っていると思いますので説明は省略いたします。
対策としては、蚊取り線香など古来からの方法などありますが、近年では「蚊がいなくなるスプレー」があります。この商品は数プッシュをすることで蚊がいなくなるというモノです。私自身最初は信じていなかったのですが、使ってみると効果抜群で本当に蚊がいなくなります。定期的にプッシュする必要がありますがあると便利なアイテムです。
ゴキブリ
- 発生場所:外
- 特徴:黒色の虫
- 発生時期:暖かい時期に活発になる
- 対策:清潔にする、段ボールを持ち込まない、ホウ酸団子などの毒餌
上記の3匹より有名で絶対に会いたくないが、出会ってしまう確率が高い上皆様を恐怖に染めるGと呼ばれ忌み嫌われる黒い物体である。
基本は外から入ってきます。どんな小さな隙間からも入ってくるので外からの侵入に関しては対策のしようがありません。近くに自然があったり飲食店などがあると外から侵入する可能性がたかくなります。ネット通販で段ボールで商品が届いたりすると思いますが、この段ボールにも卵がついてる可能性があるので段ボールを家に置いておくと繁殖する可能性があります。
家に入ってきても、ホウ酸などの毒餌で連鎖的に殺すことで繁殖させなければ問題ないですが。このゴキブリというやつは、基本触覚で空気を感じとり人前には出てこない生き物です。しかし、あなたが部屋で見つけてしまったということは繁殖し数が多くなっている可能性がたかいです。
なぜ、こんなに繁殖しやすいかというと番がいなくても性別を変えることでどんなパターンでも子供を作ることができる。なんでも食べることができる「髪の毛やインクなどでも」。なので一度家で繁殖を許してしまうともう手遅れです。
繁殖後は、煙系の部屋全体に行き渡らせる駆除剤を使う必要があります。
もし、目の前にGがいても叩き潰すのは辞めた方がいいでしょう。もし卵を持っていた場合、死ぬ直前に卵を飛ばしそこから無数の幼体が逃げることになるので、凍らせる系のスプレーで動きを抑え駆除するようにしましょう。
まとめ
皆様も一人暮らしをすると、紹介したような訪問者と出会うことになります。知らないという事は、恐怖に繋がりますが少しでも相手の情報と対策を知ることで対応できるようになります。そんな皆様の力になれると幸いです。
それでも、出来るだけ虫に会いたくない人は3階以上の建物に住んでください。虫も3階の高さまでは飛べないので遭遇確率はグーンと下げることができます。しかし、階段やエレベーターから登ってくる可能性もあります。上の階に行くほど出会う可能性は下がっていきます。虫が嫌な人は階数が高い部屋に入るか寒冷地に行くとよいでしょう。私自身8Fに住んでいた時はコバエ以外の虫を見ることはありませんでした。
侵入は防げなくても、常に部屋を清潔にすることで繁殖させない環境を意識して生活していきましょう。生活の不摂生が虫に隙を与えることになります。
自分の住む周りの環境次第でも遭遇率が変わるので、部屋選びの際には周りの環境もチェックするといいでしょう!!部屋選びのコツは別の記事で紹介しております。