学生なら、ゼミのプレゼン発表やプレゼン大会
社会人なら、企画発表のプレゼンなど作る機会があると思います。
聞いてもらえるプレゼン資料の作り方!!
どうすれば、自分のプレゼンがしっかりと聞いてもらえるようになるのか?
聞いてもらえるプレゼン資料の作り方をプレゼン大会に優勝したことがある私がお伝えいたします。
資料をつくる前の準備
- (1)報告したい内容を箇条書きでも結構なので書きだす。
- (2)箇条書きで似た内容をグループ化する
- (3)グループを起承転結に大まかに4つに分ける
この準備をするだけで、自分がどういったことを説明したいのか、
どのキーワードが重要なのか明白になるため、資料作成の際に話のブレが無くなるため根拠のある資料作成をしやすくなる。
起承転結でまとめておくことで、資料の流れや説明したい部分が何なのか把握しやすくなる。
準備をせずに資料を作っていくと、自分の説明したいキーワードがどんどん出てきて、余分なスライドを作ってしまったり、話が飛んでしまったりとまとまりが無くなってしまうので説明したい重要なキーワードが埋もれてしまいます。
スライドの作り方!
ここからは、前準備の資料をどのようなスライドを作っていけばよいのか説明していきます。
- (1)タイトル 1枚
タイトルでは、自分が作りたい資料の内容を一言でまとめたものにしましょう。
- (2)導入
自分の自己紹介や、なぜこの資料を作ろうと思ったなど小話ができるスライドを作りましょう。写真などインパクトのあるスライドがあると話を聞く人を引き込みやすくなります。
- (3)本文
ここからが発表資料の作成となります。
初めに、「結論の資料」を作ってください。最初に結論が無いと、どういった話なのか聞き手は探り探りになってしまい、あなたの後の資料の効果も半減してしまいます。
次に、前準備で起承転結グループの4つのスライドを作ります。スライドはタイトルだけで大丈夫です。また無理に4つにする必要はありません。それぞれのタイトルスライドの次にタイトルの説明となるスライドを作成していきます。
グループごとで資料を作っていくので、流れと説明をぶれない資料が作成できます。
あなたの発表の内容は、皆さん何も知りません。なので自分の話を理解できるぐらいまでの簡単な情報を与えることによって、よりあなたの話を聞きやすくなるでしょう。その簡単な方法が5W1Hです。
簡単な例えだと、マンガで主要キャラクターが亡くなって感動するシーンがあります。これは、主要キャラクターの情報があるため感動するのであって、何も思い入れの無いキャラクターが亡くなってもほとんどの人は、感動しないでしょう。これほどに情報というのは人に必要なものなのです。
5W1Hの例
- なぜ(資料をつくるきっかけとなった事)
- いつ(その期間)
- どこで(話の舞台)
- 誰or誰に対して(プロジェクトメンバーor客先など)
- どのように(行ってきた事)
- なにを(紹介する商品や、プロジェクトなど)
5W1Hを使うことで、より資料に説得力を持たせることができるので活用していきましょう。
- (4)まとめ
まとめでは、結論のスライドを作りましょう!(大きな文字を使ったりインパクトのある)
人の記憶に残っているのは、導入と最後だけなのです。まとめで自分の一番伝えたいことをインパクトのある資料を作る事によって、聞き手に自分の伝えたいキーワードを残すことができます。
ワンポイントテクニック!
- スライドは図8割、文2割
スライドでは、文が多いと情報が多すぎて聞き手が混乱してしますので、図やグラフなどに一言、言葉を添えるようにしましょう。
- 1つのスライドに1キーワード!
1つのスライドに1つのキーワードの補足説明をすることで、聞き手が理解しやすくなります。
- 専門用語は使わない。
聞き手は様々な人がいるので、難しい言葉は使わないようにしましょう。小学生でも理解できるような簡単な言葉で説明するようにしましょう。
- 質問を促すスライドを用意しよう!
あえてグラフや数字の資料を出し、聞き手に質問をしてみましょう。質問することで、参加型の発表になり聞き手が入り込むことができたり、再度集中力を回復させるリフレッシュタイムを作ることができます。
質問の相手としてサクラを用意をしておくことで、あえて間違った回答をさせて、補足説明を行うことにより聞き手に印象を残し、後の質問タイムの時により参加がしやすい発表に進めていくことができます。
皆さんもプレゼン資料を作っていきましょう!!